ライブハウスという名の天国に行ってみないかい
どーも
連日続く雨のせいで3日前の洗濯物がまだ乾いてないきいちっちです。
誰か梅雨開けさせておくれ
さて、本題に入るが
それは少し前の話だ、バンドが好きだと言う子と飲んだある日のことである。
次は何のライブに行くのだとか仕事はどうなのかとか他愛もない話をしていたときに言われた言葉が、頭私の頭の中をぐるぐると渦巻いていた。
「私、フェスとかアリーナとかのライブにはよく行くんだけど、ライブハウスに行ったことないんだよね…」
なるほどなあと思った反面、これから箱(ライブハウスの総称)の魅力を知れるなんて本当に羨ましいなという感情さえ芽生えた。
でも冷静に考えてライブハウスって、普段馴染みのない人からすると
何だか敷居が高くて何だか気軽に行きづらいイメージがあるよね。
システムとか雰囲気とか未知すぎて怖い・・みたいな。
でも実はライブハウスって全然敷居が高くなくてすごく楽しいところなのだ。
個人的にはライブを楽しむのに特化するのであればフェスとかより全然楽しい。ステージも近いし。
フェスはお酒飲みながら雰囲気を楽しむところだと思ってる。あくまでも私見だけど
でもフェスに足を運ぶたちは年々と増えていっているので
フェスには行くけど、ライブハウスは全然行かない!って人もこの記事を見てる人の中にも何人かはいると思う。
それは音楽が好きだったら本当に勿体無いことだ
そこで
今回はそんな人たちにライブハウスへの行き方とか、ライブハウスがどんなところなのかを述べて行きたいと思う。
もくじ
1.チケットを入手しよう
ライブハウスに行くためにまずすべきことは、チケットを購入することである。
いや、そりゃそーだわと思うかもしれないが、そりゃそーなんだわ。
箱や出演者によっては、チケットを持っていなくても当日券で会場に入ることもできるが、チケ代がほとんどの場合割高になるので事前にチケットを確保しておくことをオススメする。
まず、チケットの入手方法は大まかに3パターン存在する。
①プレイガイドで購入するパターン
②メールやDM等でチケットを取り置きしてもらうパターン
③リセールや行けなくなってしまった人から譲ってもらうパターンだ
1つ目から順々に説明して行こう。
①プレイガイドで購入するパターン
プレイガイドというのはイープラスやチケットぴあ、ローチケ等のチケット販売代行サービスをひっくるめて呼んだものである。
一番一般的なチケットの入手方法だ。
殆どの公演でこの販売手法が行われているし、フェスでも大体プレイガイドでチケットが販売されているのでこのパターンに関してはライブハウスに行ってなくても購入の仕方を知ってるという方は多いだろう。なので詳しい説明は割愛させていただく。
最近は電子チケットも主流になってきているし、どんどん便利になっていくよね。
②メールやDM等でチケットを取り置きしてもらうパターン
このパターンは、主に小規模のライブハウス等でインディーズのバンドやアーテイストがよく行う販売手法なのでもしかしたら、ライブハウスに行く人の中でも大規模な箱や、メジャーなアーティストのライブにしか行かないという方には馴染みがないかもしれない。
主な流れとしては、バンドや箱のHPやSNSのアカウントにアクセスし、DMや予約のフォームを立ち上げ、ライブの日程(書かなくて良い場合もある)とチケット枚数と名前(大体カタカナフルネーム)を書いて送信すればチケットを取り置きしてくれるので、会場にいきお金を払えば入れるという非常にシンプルな流れである。
私は、行くライブで取り置きが可能であれば、大体取り置きをしてもらっている。
主な理由としては、プレイガイドで購入したときにありがちな、チケットを忘れる心配が無いことと、当日にお金を支払えば良いので、購入に追われることが無いからである。
このように、メリットの多い取り置き会計であるが、唯一のデメリットとしては、ほとんどの場合現金のみの取り扱いのため、普段現金を持ち歩かない人にとっては注意が必要である。
また、行けなくなったからといって無断でキャンセルをするのは
人としてダメ人間である。行けなくなったらちゃんとキャンセルの連絡を入れよう。
③リセールや行けなくなってしまった人、余らせている人から譲ってもらうパターン
こちらはちょっと上級者向けの方法であるが
もしもどうしても行きたいライブのチケットが上記2つのパターンで入手できなかった場合どう連ればよいのだろうか。諦めようとしてないだろうか。いや、諦めるのはまだ早い。
③のパターンは、いきたいライブが抽選で外れてしまった場合や、油断してたらいつの間にか行きたいライブのチケットが売り切れていた場合に使う方法だ。
「イベント名やバンド名 チケット」
でひたすら検索する。
そうすると、「1枚チケット余っているのでお譲りします」みたいなツイートが流れてくるのですかさずリプライを送るのだ。そうすると大体の人は定価で譲ってもらえる(体験談)
ただ、こちらのデメリットとして、詐欺等に巻き込まれる可能性は無いとは言えないので可能な限り、直接会ってチケットを受け取るようにしよう。
また、SNSからチケットを余らせている人の他に、チケットぴあでは「リセールサービス」という、急遽ライブに行けなくなってしまった時の為にチケットを公式に再販できるサービスがあるので、もしチケットが売り切れてしまった場合でも、このリセールサービスでチケットを入手できる方法もある。
インターネット万歳だ。
2.ライブハウスに入ろう
チケットを購入したらOPENの時間に合わせてライブハウスに向かおう。
ちなみにどんな格好で行けば良いのか不安になる方もいると思うが
自分の着たい服を着て行けば良いと思う。
バンTを着なきゃ行けないルールなんてないし、色のついたディッキーズのハーパンで行かなきゃ行けないルールなんて全く無いし、ライブハウスにドレスコードなんて堅苦しいものは存在しないし、極論服さえ着ていれば良いのだ。
ツイッターとかで「ライブにはこういう格好で行きましょう!」みたいなツイートをたまに見かけるけど個人的にはああいうの本当に嫌い。
あと、ライブハウスも場所によっては最寄りの駅から離れていたり道に迷いやすかったりするけど、Googleマップさえあれば心配ご無用だ。また、場所によっては地下にあったりとぱっと見会場が分かりにくかったりするので、行く前に会場の写真とかをググって確認しておこう。
ITが発達した時代で本当よかったなあ。
でもぼく、方向音痴で地図読めないんです・・って方は
駅に着いたらそれっぽい人についていこう。それでも不安だったらこういった動画が出たりしているので確認してみるといいだろう。(箱によるけど。笑)
ライブハウスに着いたらまず受付に行き、チケットをスタッフさんに見せる(取り置きの場合は予約したところと名前を伝え、チケット代を支払う)
この時、ほとんどのライブハウスでは、チケット代とは別に「ドリンク代」というものがかかってくるので500円(場所によっては600円)を準備しておく。
え、別途金かかるのかよ…って思うかもしれないが、このドリンク代というのは、ライブを運営して行く上で無くてはならないものだ、言わば風営法とかそういうところだ。
詳しく知りたいと言う方は、この記事を読んでみるといいだろう。
ドリンク代は、チケット代に含まれているものだと思い、潔く払おう。
ライブハウスに着いたら、大きい荷物があれば、ロッカーに荷物を預け(ロッカーが無い箱もあるのでその時は受付に行く前に駅とか駐車場のロッカー等を使おう)
始まるまでの間はドリンクカウンターでお酒を飲むのも良し、物販に行くのも良し、フロアに行くのも良しだ。尚、会場にいる人たちは皆同士である。緊張する必要なんてない。
そして待ちに待った開演後は思う存分に楽しむだけ、ライブハウスにルール何てものは無いので自分が楽しみたいように楽しもう。(ただ、人として最低限のマナーは守ろうな)
3.まとめ
以上がライブハウスの行き方だったが、非常にシンプルで難しいことなんて一つも無いのが分かっただろうか。
極論を言えばチケットさえ入手できればライブハウスに行けるのだ。
ただ、ライブハウスがどういうところなのかを早く知るには実際に行ってみるのが一番だ。百聞は一見に如かずも言うし。
まだ行ったことないという方にとっては、緊張もすると思うし、不安に感じる気持ちもすごいわかる(実際私も初めての時は結構緊張したし)
でも、フェスに出ているあなたの大好きなあのバンド
も始まりは小さなライブハウスからスタートしているし、今でもツアーとかでライブハウスでそういったアーティストのライブが見れるチャンスもある。
また、新しい発見や出会いにも出会えるチャンスがたくさん転がっている。
1回行けば、最高に楽しい世界が待っているので
この記事を見て少しでも行ってみたいと思う方がいれば是非1回行って見て欲しい。
最高の世界に出会えると同時に
なんでもっと早く行かなかったんだろう・・わたしのバカって絶対なると思うから。
それではまた。
PassCodeというグループについて語っても良いですか
どーもきいちっちです
さて
今回は前記事
でも書いたように
私が大注目しているPassCodeというグループについて述べていこうと思う
1.PassCodeって?
パスコード?知らないよー!って人の為にまず、PassCodeがどういったグループなのか
簡潔に説明する。(詳しく知りたい方はWikipediaをどうぞ)
PassCodeは2014年に大阪で結成された女性4人組のグループである。
Universal Music所属。ファンの名称はパスコードにちなんで「ハッカー」だ。
メンバーは左から
高嶋楓
南菜生
今田夢菜
大上陽菜子
であるが初期メンバーが誰もいないグループである。
このグループの特徴は可愛い見た目とは裏腹にエレクトロニコアやメタルコアを軸にしたロックサウンドと、ちゆなこと今田夢菜さんの
小さい体からは想像出来ないスクリームだ。
まず、私がこのグループと出会ったきっかけを説明すると
3年前に渋谷で開催されたTOKYO CALLINGというサーキットフェスで、何気なく見ていた彼女達のステージで、当時大学生だった私は一瞬で彼女達の虜になってしまった。
その数か月後には、彼女達のホームである大阪まで足を運びライブを見に行き、今では計20回弱ライブを見ている。
実際、どんなグループなのか。まずはこの動画を見て頂きたい。
(1番最初の記事でもMVを載せているががおさらいしよう。)
PassCode - Club Kids Never Die (live at Studio Coast, 2016)
いかがだっただろうか。いや、すごくね。
今の動画でもこのグループの魅力が充分伝わったと思うが、それも踏まえて
私が一瞬で彼女たちの虜になった理由、また、人気がどんどん上昇している理由を
これから文章にして述べていきたいと思う。
2.「ライブ」に重点的に重きを置いているグループ
PassCodeの最大の魅力はなんといってもライブのパフォーマンスであろう。
私も虜になった最大の理由は、ライブのパフォーマンスに大きく惹かれたからだ。
特にメンバー、南菜生さんの容赦ないパワフルな煽りは圧巻である。
この可愛いルックスで22歳の女の子とは思えない煽りのギャップはもう最高ではないだろうか。
少なくとも私は思いっきり目の前で思いっきり煽られたい。
また、バンドセットでの編成でライブをすることもこのグループの特徴であると言えるだろう。
多くのアイドルは、あらかじめ録音しておいた音源をバックに流してライブをすることが現在でも主流であるが、このグループは現在行なっているライブの9割程はバンドセット編成でライブを行なっている。(インディーズの頃は録音音源を流していた)
やはり生バンドだと音の迫力も音圧も録音音源と比べると全然違う。
もはやアイドルというよりもフロントマンが4人いるバンドと呼んだ方が良いのではないかと思うくらいである。まあ実際そうなんだけど。
ちなみにバックバンドでドラムを叩いているのは、あのMy First Storyでドラムを叩いているKid氏である。運営陣が仲良いのかな。
また、Wikipediaでも書いてあるが、このグループは
単に歌って踊るのではなく、ライブ全体を一つのエンターテイメントとしていかに盛り上げ楽しませるかということをモットーに活動しているグループである。その証拠に、ライブに行けば分かると思うが、ステージもフロアも常に全力投球だ。終わった頃には間違いなく汗だくになっているに違いない。
ちなみに、アイドルのライブでよく見るサイリウムを振っているやつなんか誰もいない。代わりにパンクやハードコアのライブでよく見る
ちなみに、私は昨年、買ったばかりのTシャツを一瞬でビリビリにした。本当にハッカー怖い楽しい。
また、こういった系統から、今年のサマソニをはじめ、アイドルイベントよりもロックフェスに出演することやバンドと対バンすることが多い。毎年自主企画で東名阪バンドとの対バンツアーも行なっている。
そこで、今までバンドしか聞いてこなかった。アイドルを聴かず嫌いしていた層をうまく取り込むことに成功し、どんどん大きくなっているグループと言えるだろう。
3.「アイドル」を排除した楽曲マーケティング
動画でも伝わっていると思うが、このグループ、楽曲のクオリティがものすごく高い。
特にメジャーデビューに行ってからは良い意味でアイドルらしさが1ミリもないのだ。
いきなりシャウトから始まるからね。攻めっ攻め。
ところで、こんなに格好良い曲を誰が作って誰が彼女達に歌わせているのか、気にならないだろうか。私は気になる。
説明するとこの楽曲を作っているのは平地孝次氏というお方である。
このお方、元々DAYLIGHT SEASONというエレクトロニコアバンドのボーカルを務められていた方だ。(今は解散している)
冒頭に動画にあった曲で今やPassCodeの代名詞と言える曲である
Club Kids Never Dieも元々このバンドの曲であった。
Club Kids Never Die(1st EP Oct. 28 release)/DayLight Season
元々PassCodeは初期の頃はアイドル感満載の曲を歌っていたのだが、なかなか人気が出ず、悩んだ末に平地氏が自分たちの楽曲をPassCodeに歌わせたところ、すごいうまくハマって今のスタイルになったそうだ。
結果大成功し、今のスタイルでライブとの相乗効果もあってどんどんライブキッズやロックリスナーを取り込んできている。
現代のマーケティングにおいて何かを「排除」する戦略は企業でもよく使われるが、PassCodeは競合がたくさんいるアイドルシーンにおいて「アイドル」というカルチャーを排除し成功した例であると言えよう。
4.ライブとのギャップ
このグループのもう一つの特徴、それは、メンバーのキャラの個性が強い。
メンバーのSNSを見れば分かると思うが、普段バチクソに激しいライブをしているとはい思えないほど良い意味でゆるくて可愛くてぶっ飛んでいる。
特にメンバー最年長、高嶋楓ちゃんのツイッターはもう天才の域だ。
石みたいに固い泥団子作って表面がガラスかってなるくらい一生泥団子を磨いてた時期のわたしめちゃめちゃ輝いてたな………あの時は泥団子磨きで生計立てれると思ってたっぽいしなあ…………
— 高嶋 楓@PassCode (@PassCode_kaede) 2019年3月6日
好きなものが増えるたびわたしは笑顔になるけどおサイフは涙〜ってかんじ、いけ〜ギャラドス!みずのはどう!からのハイドロポンプ!
— 高嶋 楓@PassCode (@PassCode_kaede) 2019年4月26日
いやまじもう、どういうことだよ。笑
もう何考えているかよくわからない感じが良い感じに頭から離れなくて最高なのである。
また、楓ちゃんはイベントやライブの特典会で何度かお話ししたことがあるが、めちゃめちゃ可愛くて超神対応である。是非足を運んでみて欲しい。
ちなみにライブでいつもハッカーを煽り倒している南ちゃんのTwitterは
— 南菜生 (@PassCode_nao) 2019年7月1日
撮ウェ〜〜 pic.twitter.com/YIIrIpvtDz
— 南菜生 (@PassCode_nao) 2019年7月10日
いや、めちゃめちゃかわいいかよ!笑
このように、ライブとは裏腹にとてもゆるくて可愛らしいのである
この2人以外にも大上さんは美味しそうな食べ物の写真ばっかり挙げているし、今田さんは、おしゃれな写真をたくさん挙げている。興味があったら覗いて見て欲しい。
ただ激しいだけではなくて、普段はゆるゆるで可愛らしいというギャップもPassCodeの魅力の1つなのである。
5.最後に
いかがだったであろうか。
PassCodeの魅力が十分伝わったであろうか。
十分伝えようとしたつもりではあるが、それでも生でPassCodeを体感しないと伝わらない部分もあるのでもし少しでも興味を持ってくれたのなら、とりあえずフェスでもなんでも良いから一旦ライブを見て欲しい。それでさらに興味を持ったら来月に対バンツアー、再来月からワンマン全国ツアーが始まるのでぜひ足を運んでほしい。
チケット画面まで行くのめんどくせーよ!って人のためにイープラスのリンクを貼っておいたのでここのリンクから軽率にポチって頂きたい。
https://eplus.jp/sf/word/0000066651
きっと彼女達のパフォーマンスに間違いなく虜になることだろう。
ではまた。
アイドルシーンが今かなりアツい件について
どーも
こんにちは
今年も残り半分になってしまって
時の流れの速さに驚きを隠せないきいちっちです。
アラサーへのカウントダウンが始まって行く、、、笑
さて今回は
我が国日本が誇るKAWAIIカルチャーである日本のアイドルシーンについて書いて行こうと思う。
もくじ
1.アイドル戦国時代
まず始めに、これを見ている人に問うが、あなたの想像する「アイドル」はどういったイメージがあるだろうか。
おそらく想像するのは、社会現象を巻き起こした誰もが知っている国民的アイドルのAKB48や乃木坂46のような可愛らしい女の子達が恋愛が出来ないのに恋愛の曲を歌い、
狂ったように冴えない中年のオタクがCDを買い握手会に行きまくるイメージではないだろうか。
確かに今も坂道系列のグループは人気が凄いし、会社の同僚にもファンが結構いる。割とガチで。
でも今の日本は上記のような日の光を浴びまくっているグループだけではなくて
その下にすごい数のアイドルがいる
その数なんと約3000組だ。
書いといてなんだが私も調べて驚いた。めちゃくちゃ多いじゃん
その中で日の光を浴びている地上アイドルが日本で大体15組程だと考えると
2985組のアイドル達が上に行くために日々戦っているのだ。
世は戦国時代。織田信長もびっくりである。
まあこんだけいると、正統派アイドルばかりではなくて
曲にしても、ビジュアルにしても色んなジャンルのグループがいる。
あと、これは個人的に思っていることだが、そういったグループのオタクは冴えない
中年のおっさんよりもお洒落な若いメンズが多い気がする。
まあ、今の時代良くも悪くも簡単に繋がれてしまうからね。SNS怖い。
2.バンド顔負けの楽曲
さてと、再度問うが、あなたが想像するアイドルの楽曲とはどういった曲だろうか。
キラキラしたポップ調の音楽に甘酸っぱい歌詞を載せた曲だろうか。可愛い見た目とは裏腹に社会への不満をクールにぶつけた曲だろうか。
もちろんその2曲も大正解である。
ただ、もうちょっとアンダーグラウンドに進んでいったアイドルは
こんな具合である。
Broken By The Scream - サヨナラバースデー -
いや、凄くね。
元々こちらのシーンを追いかけている方以外であれば
先ほどまで抱いていたアイドルのイメージが音を立てて崩れ去っていったのではないだろうか。
可愛い女の子が悪魔みたいな声出してるよぉぉぉぉ。。。!
とおそらく思っていたと思うが。
この国に3000組もいるアイドルシーン、シャウトなどなんら珍しくないのである。
ただこの「Broken By The Scream」のシャウトはトップクラスであろう。どっから声出しているんだ。マジで。
こんな感じで楽曲も良い意味でアイドルっぽくないので
今のご時世バンドとアイドルが対バンするなんてこともしばしばある。
こないだもLADYBABYというグループのライブでは
その日対バンしてた日本が誇るメタルバンドHER NAME IN BLOODのボーカルのikepy氏がfeatしていたし
バンドシーンとアイドルシーンの壁が本当に無くなってきている気がする。
[BOOT] [LIVE] ” ニッポン饅頭 feat. HER NAME IN BLOOD ” at May 26 2019 大阪MUSE
にしてもハマりすぎだろ。もうikepy氏加入しちゃいなよ
3.アイドル×ロックの元祖BABYMETAL
上記で述べたようなアイドル×ロックを売りにしているグループは
今でこそ珍しくは無くなったが
そういったグループが増えてきた背景を少し述べて行こうと思う。
まず、この手のジャンルを語るなら切っても切り離せない元祖的なグループがいる。
それは現在、世界で大旋風を巻き起こしているグループ「BABYMETAL」である。
BABYMETAL - ヘドバンギャー!!- Headbangeeeeerrrrr!!!!!!! (OFFICIAL)
BABYMETALは「アイドルとメタルの融合」をテーマに2010年に結成されたグループであるが
現在はアイドルの垣根を遥かに飛び越えて海外のフェスやライブに出まくって、いわば世界を巻き込んでいるグループである。いや、凄すぎ。
今でこそ日本を代表するアーティストまで上り詰めたBABYMETALだが
そんなBABYMETALも2013年に幕張で行われたメタルフェス「LOUD PARK」が決まった時はイベントの公式twitterやFacebookが炎上していた。
まだ当時は激しい曲をやるアイドルなんていなかったし、メタルにも欧米には歴史やルーツがあり、可愛い女の子がやるなんてもっての外であったからだ。
だが、蓋を開けてみればイベント当日、今までなかった組み合わせに
なんじゃこりゃあああああああ!!!!と大観衆を沸かせたのである。
そこから爆発的に人気が出て、本格的に海外で活動するようになったBABYMETALであるが。それと同時に「ヘビーミュージック」と「アイドル」の2つのカルチャーの融合が世間に受け入れられた瞬間でもある。
また、可愛らしい女の子がやるイメージの「アイドル」と屈強な男たちがやる「メタル」を融合させたのは、ルーツにさほど重きを置いていない日本だからこそ誕生した奇跡のジャンルなのである。海外ではその2つを組み合わせるという考えは従来では絶対に有りえなかったのである。
この章の冒頭でも述べたように、今のアイドルシーンではロックやヘビーミュージックを融合させたグループは数多くいるが、日本で誕生した「BABYMETAL」がいなければそれらのグループは誕生していなかったと言えるだろう。
4.アイドルは音楽シーンを変えられるのか。
もうこの記事で散々述べたが、今ではたくさんのアイドルがいていろんなジャンルのアイドルがいる。上記で述べたロックが売りのアイドルの他にEDMやHIPHOPをやっているグループなんかもいる。正直下手なバンドやアーティストよりも楽曲のクオリティが高いのもザラである。
代表的なところでいうと、PassCodeやBiSHなんかが今では大型フェスに出演していたりとどんどん市場規模を広げていっているし、ライブハウスでコツコツ頑張っているグループもアイドル以外のアーティストやバンドと対バンする機会も増えたりと
どんどんアイドルの需要が高くなってきている気がする。
ただ、まだアイドルはキラキラしたイメージを持たれがちで、アイドルを断じて聴かない人もまだ割りと多くいるのも事実である。
今後そういった人「アンチアイドル」みたいな人たちをうまく取り込められれば日本の音楽シーンはもっと良い方向に行くのではないかと思う。
おそらくこの記事を見ている人の中でも、アイドルは絶対聴かねーよ!みたいな人もいると思う。でも、逆にそういう方達にこそ、「アイドル」というジャンルに一度騙されたと思って手を出して欲しい。
きっと良いものに出会えるはずだろう。本当に今のグループって面白いから。私が保証しようではないか。
最後に私イチオシのアイドルちゃんのMV貼って終わろうと思う。
EDM×アイドルで巷で話題のCY8ERちゃん
CY8ER - カタオモイワズライ (Official Music Video)
そして次回はそんなアイドルシーン?の中で今最も勢いがあると言える
PassCodeについて書こうと思う。
見てくれると非常に嬉しい。。まじで。
今年のサマソニのラインナップから考える日本のロックシーンの今後
こんにちはー
オリンピックのチケットが全滅して凹み中のきいちっちです。
ラグビーとスケボーのチケット誰かください。。。笑
さて今回は
今回の夏に開催される都市型フェス「SUMMER SONIC」のラインナップから考える
現在の日本のロックシーンについて書いて行こうと思う。
1.昨年のラインナップとの比較
今年のSUMMER SONIC(以下サマソニ)はもう十分知っているという方もいると思うが
当日までチケットが売り切れなかった昨年以前と比べて、チケットの売れ行きがものすごい。
特に8/17に至っては開催2ヶ月以上前からほぼ売り切れ状態となっており、現在はチケットが入手困難となっている。
当の私も余裕をぶちかましていたら初日のチケットしか取れなかった。
確かに、この日はRED HOT CHILLI PEPPERSやBring Me The HorizonやBABYMETAL等と行った世界でもかなり有名な部類のアーティストが出演する日だ。
私もチケットが取れなかった直後はこのラインナップだから仕方無いかー。20周年だし。みんなレッチリもベビメタもBMTHも見たいよねー
とか思っていた。
それでもサマソニの後に開催されるBMTHの単独公演@新木場コーストのチケットはあっさり取れてしまったし、(モバイル先行だったからみたいです。外れた方見ていたら本当にごめんなさい、、、)
去年のラインナップだって凄い豪華だったのに何で今年だけチケットアホみたいに売れてるの?
と疑問に感じた私は昨年と今年のラインナップを見比べてみた。
これが昨年のラインナップ(東京)である。
見れば分かるがとても豪華なラインナップだ。
ノエルにBECKにBFMVにニッケルバックもパラモアもいるし。
だがしかし、昨年はチケットがソールドアウトすらしていなかった。
次に今年のラインナップ(東京)を見て行こう。
うん、凄まじいラインナップ
で、チケットが入手困難である8/17のラインナップはどうなっているかというと
私はこう呟いた。
ん?日本の大物アーティスト多くね???
と。
2.「半邦ロックフェス」になってしまったサマソニ
サマソニといえばフジロックに次ぐ、「海外のアーティストがたくさん出演する都市型フェス」というイメージではなかっただろうか。
少なくとも私はそうであった。
だが、今年はラインナップの半分、いや、それ以上が日本のアーティストである。
しかも「RADWIMPS」だったり「マキシマム ザ ホルモン」だったり「10-FEET」だったりと行った国内の中ではおそらく音楽が好きな人で知らない人はいないであろう超有名なバンドも出演する。
正直、邦楽のアーティストだけを見ても、茨城の某邦ロックフェスよりもビッグなアーティストが多い印象である。
そんなサマソニがなぜ「半邦ロックフェス」になってしまったのか
経済的な観点から述べていきたいと思う。
3.経済的視点から見たフェス
まず、私が2つ前の記事の最後に、
「日本でやったWarpedは非常に残念なラインナップ」と書いたが
これは決して主催したクリエイティブマンをディスっていたわけでは無い。誤解を招く書き方をして申し訳なかった。
何故なら、流石のクリエイティブマンもWarped Tourのコンセプトを十分に理解していると思うし、あのブッキングは正直不本意であったと思うからである。
本来であれば、本場アメリカやイギリスでバッチバチに勢いのある海外のバンドをバンバン呼びたかったはずだ。
しかし、日本でそんな事をしても人は集まって来ない。
大赤字まっしぐらなのである。
まあ、それいうならWarped名乗ってんじゃねーよクソがと言いたいところだけど
ごもっともである。何か大人の事情があるのだろう。
サマソニも同じだ
少なくとも海外アーティストのギャラは言わずもがな日本のアーティストの数倍はする
日本でいくら本場でイケイケなアーティストを呼んだとしても集客が取れないと赤字になり、運営に支障をきたしてしまう。
経営者目線でいうといわば非常にリスキーなのである。
私の持論では、エンタテイメントに利益を一番に求めたら終わりだと思っているが、
フェスやイベントを開催するからには利益を生み出さなければ継続して開催することができなくなってしまう。
非常に難しい問題である。
一方で茨城の某フェスは昨年全日程ソールドアウトしていた。
フェスの人口と比例して日本のバンドやロックを聴く人が増加してきているのが背景である。
昔と比べても日本のバンド、いわゆる「邦ロック」の需要が高くなったということは
一目両全だろう。
そんなサマソニがチケットの売れ行きがイマイチであった昨年の反省を生かして
今年はギャラも抑えられる上に集客も取れる「邦ロック」アーティストのブッキングに力を入れるのは、必然的なことである。
まあでも洋楽ってなかなか聴く機会が少なかったり、生で見れないイメージがあったりして、親しみが持ちづらいのも無理はない。
当の私もそうであったし。以前までは。
でも最近は以前と比べて圧倒的に洋楽にも親しみやすい環境が整ってきている。
4,「サブスク」でロックシーンが変わるのか
今の日本の音楽シーンを語る上で切っても切り離せないのが、「サブスク」の存在だ。
サブスクの出現によって、音楽を「ディグる(発掘する、発見するみたいな意味)」
ことがとても簡単になった。
ましてやAIが、普段聴いている音楽から解析してオススメのアーティストを教えてくれたりなんかもしている。現代文明は偉大だ。
しかもサブスクのおかげでフェスや対バン等で知らないアーティストが出てきても、予習が簡単にできるようになった。
それに加えて、今ではICE GRILLSやKICK ROCK INVATIONやRNR等といったところが頑張って本場の勢いのあるバンドを招聘したり、ましてやCrossfaithやCRYSTAL LAKE等、日本のキッズ人気が凄いバンドも自身のフェスやイベントで海外のアーティストを呼んだりしている。サブスクとの相乗効果で以前よりもかなり海外の楽曲に親しみ易くなったのは間違いないだろう。
今まで邦楽人気が比較的強かった日本で、サブスクでの音楽の聴き方が主流になった今
日本のロックシーンをどう変わっていくのか、非常に楽しみなところである。
という訳で私はサマソニ初日東京に参加するので是非とも会ったら乾杯してほしい。。笑
国内ポップパンクシーンを塗り替えていくバンド達
こんにちはー
先週末に社会人ラグビーの試合をして(高校と大学はラグビー部でした)全身筋肉痛がまだ治らないきいちっちです。
プルプル震えながら記事を書いております。笑
さて今回は
前記事の最後に書いたように
(見れてない方はこちら)
日本のポップパンクシーンを変えていくであろうバンドを紹介していきたいと思う
これからの暑い季節はポップパンクと
ビールが1番最高っておばあちゃんが言っていたので是非画面を下にスクロールしていって。
もくじ
- 1.SEE YOU SMILE
- 2.Good Grief
- 3.STAY HOME ALONE
- 4.UNMASK aLIVE
- 5.No Bright Girl
- 6.OLD SCHOOL
- 7.FAITH
- まとめ
1.SEE YOU SMILE
1組目は
東京で活動している5人組ポップパンクバンド。通称SYS
現在CASTAWAYと並ぶ国内ポップパンクシーンの最重要バンドであるといえる。
現行ポップパンクからキャッチーなポップス、EDM、そしてハードコアのカルチャーを絶妙なまでにSYS流に落とし込んでいて、聴いていてとっても気持ち良い。
最近だとKnuckle PuckやSTATE CHAMPSやROAM等の海外のでっかいバンドとも沢山対バンしているし
間違いなくこれからもっともっと大きくなっていくバンドである。
See You Smile - Shining - MV【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
2.Good Grief
2組目は
茨城、東京で活動している5人組ポップパンクバンド。通称GG
こちらもSYSと並ぶ国内ポップパンクシーン最重要バンドの一つ。
疾走感溢れる00年代直系のポップパンクとエモ、ハードコアのカルチャーかMixされたGGサウンドは聴けば1発ノックアウト間違いなし。
ちなみに前記事をTwitterでシェアしたらボーカルのやすひさ君がいいねしてくれた。
嬉しい。
Good Grief- Blue Ink(Official Music Video)
3.STAY HOME ALONE
3組目
大阪で活動している5人組ポップパンクバンド
通称SHA。またの名を浪速のやんちゃボーイズ
合言葉はぶちあげ物語。
ギターのリフが堪らないしライブのシンガロングが本っ当に最高なのでマジでライブを見て欲しいバンド
ステーホマーローン!!!
STAY HOME ALONE - All Alone (Official Music Video)
4.UNMASK aLIVE
4組目
京都府福知山で活動している4人組ポップパンクバンド。通称アンマス
ポップパンクと日本語詞ってこんなに合うのか!!って気づかせてくれた私が衝撃を受けたバンド。最新曲mirageは疾走感と爽快感溢れるイントロからもう最高で
言うならば和製Knuckle Puck
私自身まだ一度もライブを見れていないので早く観たい。
UNMASK aLIVE - mirage(Official Music Video)
5.No Bright Girl
5組目
長野県松本市で活動している5人組ポップパンクバンド。通称ノーブラ
外タレ顔負けの2010年代直系の現行ポップパンクをやっているのにまだ
平均年齢19歳って言うもんだから驚きだよね。
4月末の新譜のリリースパーティも行ったけど、パンパンの渋谷ギャレットでめっちゃくちゃかっこいいライブしてたから将来が1番楽しみなバンド。
NO BRIGHT GIRL "Take Me Back" (Official Music Video)
6.OLD SCHOOL
6組目
神戸で活動している5人組ポップパンクバンド
私自身このバンドの存在を最近知ったのだが
In Her Own Wordsを彷彿とさせるような00年代ポップパンク・エモサウンドに
1発で釘付けになってしまった。
先月のROAMのJAPAN TOURにもゲストとして出演していた彼ら
間違いなくシーンの重要バンドになっていくと思う。
OLD SCHOOL - Misunderstanding (Official Music Video)
7.FAITH
最後、7組目
長野県伊那市で活動している5人組バンド
このバンドはポップパンクというよりかはポップロックなのだが
昨年末のAgainst The Currentの前座で見たときにあまりに凄いクオリティに度肝を抜かれてしまったのでここに載せることにする。
彼ら、彼女らの最大の特徴は何と行っても、ParamoreやTonight Aliveを連想させるような海外の大物アーティスト顔負けのボーカルと演奏である。
ちょっと言葉では伝えられないくらい凄いから是非ともライブに足を運んでほしい。
そして、このバンドも何と平均年齢19歳
いや、マジで、最近の若い子たちどうなってんの?笑
FAITH - Yellow Road (Official Music Video)
まとめ
いかがだっただろうか。
今回紹介したバンドは本当にイケイケなバンドばっかりだけど
まだまだかっこいいバンドはたくさんいて正直紹介しきれない。
まだまだライブハウスに才能に溢れた人たちがゴロゴロいるので
どうか見つけてあげてほしい。
そして、このシーンが更に更に活性化していくことを祈る。
最近の日本のポップパンクシーン、どんどん盛り上がってない?
こんにちは
寒暖差にやられ鼻水が止まらない
きいちっちです。
今回は私の大好きな『ポップパンク 』という音楽のジャンルについて書いて行こうと思います。
1.ポップパンクというジャンルについて
早速なんだけど、皆はポップパンクって音楽知ってる?聴いてる?
ポップパンク?なんじゃそりゃ?って人の為に
簡単な解説を載せておくと
ポップ・パンク (Pop punk, Punk pop) は、オリジナルパンク・ロックに比べてメロディアスで聴き易いパンク・ロックと定義付けされる。
演奏自体はパンクと同じく、複雑なコード進行を用いないシンプルなものが多い。 音的には、70年代に流行したロンドンパンクを中心とするオリジナルパンクは音圧があまり大きくなく、スカスカな感じの印象を受ける曲が多いが、ポップ・パンクは大きな音圧に疾走感の伴う演奏がなされる場合が多い。
(Wikipediaから引用)
ということだ。
代表的なバンドだと 昨年来日公演をしたのが記憶に新しいNEW FOUND GLORYだったり
Blink-182だったり、Simple Planだったり、
今年のSUMMER SONICにも出演する
FALL OUT BOY(今はそんなにポップパンクじゃないけど)
等が思い浮かぶのではないだろうか?
しかし、ポップパンクと聞いて思い浮かぶバンドは上記で挙げたみたいに海外の有名なバンドばかりで、日本国内では正直あまり馴染みのないジャンルであったことは否めない。
その背景にはHi-standardをはじめとした、メロディックパンク、メロディックハードコア、いわゆるメロコアシーンが日本ではかなり大きいことが挙げられる。
2.メロコア大国日本
メロコアシーンの勢力は本当に凄くて
ライブハウスとかフェスに行くとAIR JAM世代のおじ様ライブキッズもまだまだ現役でダイブとかしまくってるし
若手でもTHE NINTH APOLLOとかTRUST RECORDSとかがめちゃくちゃかっこいいバンドを輩出しまくってるし
代表的なとこだとTrack’sとかENTHみたいな
こないだ開催されたSATANIC CARNIVAL だってメロコアバンドが半分くらい占めてるし。
当の私も一時期はインディーズのメロコアにどハマりし、新宿ACB(歌舞伎町にあるメロコアバンドがよく出演するライブハウス)によく通っていたし、ブレイク前の04 Limited Sazabysを追いかけたりしていた。
いわゆる日本はメロコア大国なのである。
シンプルだし、分かりやすいし、かっこいいよね。
メロコアって。
今もSHANKを聴きながら文章書いてるし。笑
でも、そんなメロコアシーンがどんどん勢力拡大し、
日本のパンク=メロコアの構図が出来上がってしまい、それによって海外ではシーンがかなり大きいポップパンクというジャンルが日本では浸透できず、
日本のポップパンクシーンにもAfter TonightやWe Are The Champion$等といった格好いいバンドがいたのだがどちらも大ブレイクをすること無く解散してしまったし
昨年NECK DEEPがビルボードUSチャート最高2位になったアルバムを引っさげて来日した時も、当日までキャパ300の渋谷サイクロンが埋まらなかった等といった本場じゃ有り得ないことが起きてしまったのである。
3.ポップパンクシーンに風穴を開けたバンド
そんな小さな日本のポップパンクシーンに風穴が空いたのは
2018年のSATANIC CARNIVALにCASTAWAYというバンドが出てからだ。
もしかしたら、当時会場にいた人たちや、ポップパンクが好きな人なら知っているのでは無いだろうか。
CASTAWAYは東京で活動しているポップパンクバンドで
ICE GRILL$という主に海外のポップパンクやインディーロック、エモバンドを扱うレーベルに現在唯一所属している(以前はAfter Tonightも所属)日本のバンドであり、
私自身、今1番注目しているバンドなのである。
当時のCASTAWAYはサタニックはもちろん、フェスに出演したことが無いバンド(そもそもポップパンク界隈のバンドが大きいフェスに出るのが異例)であったが
USポップパンクサウンドと日本特有のキャッチーかつ哀愁が絶妙に合わさったバンドサウンドでサタニックにいるパンクキッズを大いに沸かせていた。
私も会場で彼らのライブを観たが、初めてのフェス出演とは思えないようなアグレッシブでパワフルなパフォーマンスに感動したのを覚えている。
4.現在のポップパンクシーン
そんなCASTAWAYがサタニックで大きな爪痕を残した皮切りに
SEE YOU SMILEやGood GriefやSTAY HOME ALONE等といった若手のイケイケなポップパンクバンドがどんどんライブハウスで頭角を表していっている。
今では、Knuckle PuckとSTATE CHAMPSやThe Story So FarやROAM等といった海外のポップパンクバンドが日本に来た時は毎回大盛況だし
ましてや国内のポップパンクのバンドだけのイベントでも会場が埋まることも珍しくなくなってきていて、日本の音楽シーンの歴史で一番ポップパンクシーンが活気づいているのでは無いかと思う。
State ChampsのTYがPUNKREDIBLEは日本のWarped Tourになれると言ってくれて嬉しい。インディやローカルをカバーしてるフェスこそリアル
— ICE GRILL$ (@icegrillsjp) 2019年1月20日
PUNKREDIBLEのタイムテーブル
そういえば今年の1月に日本に来たSTATE CHAMPSのTY氏が1月に開催されたPUNKREDIBLEというイベントに対してこんなことを言っていたみたいだけど
本当にこの勢いでポップパンクという音楽がメロコアシーンと並ぶくらい大きくなってほしいし
昨年に開催されていた非常に残念なラインナップだった日本版Warped Tourではなく
本場アメリカのWarped Tourのようなイベントがいつの日か日本で観れることを楽しみにしている。
次の記事では日本のイケイケなポップパンクのバンドを紹介できればなと思う。
それでは!
Music FMというアプリについての個人的見解
こんにちは
きいちっちです。
こないだまですごい暑かったのに本格的に梅雨入りしてジメジメしてますね
こういう時期って体調崩しやすいので気をつけてこうな。
さて今回は
Music FMというアプリについて書いて行こうかと
ただ先に言っておきますと
この記事はMusic FMはクソだー!みんなやめろー!!って記事ではないので
あくまで個人的な見解なので1人の意見として参考にして頂けますと幸いです。
1.違法アプリとは
2019年、時代が変わり、元号が令和に変わり、世の中のIOT化がすごい発達してきている。
特にスマートフォンの普及はもうそれはそれはすごいもんで
今年の2月の時点でスマートフォンの普及率は85%を超えたそうな。
まあ、そんな沢山の人がスマホを持ったこの世の中。
音楽の聴き方も変わっていってCDを買って聴くスタイルからストリーミング再生にシフトしつつある。
Apple MusicとかSpotifyとかLINE MusicとかAWAみたいなサブスクリプションもたくさん出てきて、音楽の聴き方が変わったっていう人もいるのではないだろうか。
かくいう私も数年前まではTSUTAYAやタワレコに入り浸っていたが、今ではSpotifyのプレミアム会員であり、もっぱらイケイケな音楽をディグる日々を送っている。
しかし、こういったストリーミングでの音楽の聴き方が主流になったこの世の中で
切っても切り離せない問題がある。
そう、Music FMをはじめとした違法音楽アプリの存在だ。
Music FMについてはおおよそ大体の人が理解していると思うが、一応ざっくりと説明を書いておくと
完全無料で音楽が無制限に聴けてしまうアプリなのである。
うん、本当にざっくり。
私も学生の頃、同じ部活のチームメイトのスマホに入っていた上記のアプリを少しだけいじったことがあるが、音楽好きな人なら誰でも知っているようなあのバンドのデモ音源が聞けたり、
どこから音源仕入れてんだよ!!と思わず突っ込みたくなるような曲もわんさか入っている。
まあ、音はクッソ悪かったけど。
ただ、そんなMusic FMというアプリが今大きな社会問題を巻き起こしている。
それは何百回曲が再生されようが印税は1円も作曲者やレーベルに入ってこないということだ。ちなみサブスクの場合は1再生で0.3~1円の印税が入ってくる。
すなわち音楽業界を衰退させる原因であると言うことである。
この問題に対して『セゴリータ3世』というYoutuberが違法アプリを抹消する為に署名活動を行っているという話は知っている方は多いのではないだろうか。
こんな感じで本気で違法アプリを無くそうとしている人もいるわけだ。
まあ、音楽が好きな人からしたらふざけんなって思う人が多数いるのではではないだろうか。
2.違法アプリに対する個人的見解
で、 そういうお前はどう思ってんの?って思う人がそろそろ出ている思うので
私の見解を述べていきたいと思う。
率直にいうと
別に無理に無くさなくてもいいんじゃねーの
っていうのが本音である。
は?こいつ何行ってんの?って今思っただろう。
しかし、勘違いしないでほしいのは、違法アプリを推奨しているわけではないということだ。
つまり、何が言いたいかっていうと
「無料」で溢れかえったこの世の中で需要のある無料コンテンツを無くすのは無理があるんじゃないか。
ってことである。
3.「音楽が好きじゃない人」の為のアプリ
昨今、ゲームですらお手持ちのスマホで無料でインストールできる時代だ。
おそらくこのブログを読んでいるほとんどの人がスマホで無料で落としたゲームで遊んだことがあるのではないだろうか。
しかし、その中でもゲームに課金までしたことは無いという方は多いのでは無いのだろうか。
課金をしない理由は単純である。
課金をするほど、好きじゃ無いからである。
しかし、それは、上記で述べたアプリでも同じことが言えるのでは無いだろうか。
そう、この世の中、皆が皆、音楽が好きなわけでは無いのである。
「別に音楽はそんなに好きでは無いけど通勤や通学のBGMが欲しい」
「別に音楽はそんなに好きでは無いけれどのドラマの主題歌を聴きたい」
そう思った人が無料で音楽が聴けるアプリに手をだすのは必然的では無いだろうか。
私は音楽が大好きだからSpotifyに毎月980円払っているが
もし音楽がそこまで好きではなかったら、無料アプリを使っている可能性は0では無かったと思う。
つまり、音楽がそこまで好きでは無い人たちの需要が大きすぎて、完全にアプリを無くすのは難しいんじゃないの?っていうことだ。
正直、そういう人たちは悪意があってやっているわけでは無いし、私自身、その人達を悪いと思ったこともない。悪いのは便利すぎるこの世の中である。
すなわち、「音楽がそんなに好きじゃない人」のためのアプリとして、無理に無くさなくてもいいんじゃないのっていうのが正直な意見というわけである。
だって、ティーン雑誌でも紹介されちゃってるんだもん。。。
(Twitterで拾ったやつ)
まあ、中国のよくわかんないサーバー使ってるみたいだから個人情報とか抜かれても知ったこっちゃないんだけど。
使うなら自己責任で。
4.今後の音楽業界の課題
でも、誤解しないで欲しいのは
あくまでも、「音楽が好きじゃない人」のためのアプリということだし
音楽業界を衰退させる原因の一つであることは間違いない。
つまり、このアプリを使った時点でもうその人は「音楽好き」ではないということである。「自称音楽好き」だ。もっと言うと
音楽好きの皮を被ったクソ野郎だ。非常に達が悪い
幸い、私が現在密に関わっている人たちは皆音楽好きなので上記のアプリを使っている人はいないが
それでもたまにインスタのストーリーでMusic FMの再生画面のスクショを乗せて音楽好きアピールをしている「自称音楽好き」の投稿が流れてくると本当にイライラするしぶっ殺したくなってくる。
今後の音楽業界の課題としては、いかに「自称音楽好き」を減らせるか。がカギになってくると思う。
今後、身の周りに音楽好きをアピールしているMusic FMユーザーがいたら、問答無用でぶん殴って優しく音が良くて安価で聴ける上にアーティストに印税も入ってくるサブスクを勧めてあげよう。