きいちっちの煩悩マシマシLABO

日本の音楽シーンについてとか日常の疑問とか

最近の日本のポップパンクシーン、どんどん盛り上がってない?

こんにちは

寒暖差にやられ鼻水が止まらない

きいちっちです。

 

 

今回は私の大好きな『ポップパンク 』という音楽のジャンルについて書いて行こうと思います。

 

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1.ポップパンクというジャンルについて

 

早速なんだけど、皆はポップパンクって音楽知ってる?聴いてる?

 

ポップパンク?なんじゃそりゃ?って人の為に

簡単な解説を載せておくと

 

ポップ・パンク (Pop punk, Punk pop) は、オリジナルパンク・ロックに比べてメロディアスで聴き易いパンク・ロックと定義付けされる。

演奏自体はパンクと同じく、複雑なコード進行を用いないシンプルなものが多い。 音的には、70年代に流行したロンドンパンクを中心とするオリジナルパンクは音圧があまり大きくなく、スカスカな感じの印象を受ける曲が多いが、ポップ・パンクは大きな音圧に疾走感の伴う演奏がなされる場合が多い。

(Wikipediaから引用)

 

 

ということだ。

代表的なバンドだと 昨年来日公演をしたのが記憶に新しいNEW FOUND GLORYだったり

Blink-182だったり、Simple Planだったり、

今年のSUMMER SONICにも出演する

FALL OUT BOY(今はそんなにポップパンクじゃないけど)

等が思い浮かぶのではないだろうか?

 

しかし、ポップパンクと聞いて思い浮かぶバンドは上記で挙げたみたいに海外の有名なバンドばかりで、日本国内では正直あまり馴染みのないジャンルであったことは否めない。

 

その背景にはHi-standardをはじめとした、メロディックパンク、メロディックハードコア、いわゆるメロコアシーンが日本ではかなり大きいことが挙げられる。

 

2.メロコア大国日本

 

メロコアシーンの勢力は本当に凄くて

ライブハウスとかフェスに行くとAIR JAM世代のおじ様ライブキッズもまだまだ現役でダイブとかしまくってるし

若手でもTHE NINTH APOLLOとかTRUST RECORDSとかがめちゃくちゃかっこいいバンドを輩出しまくってるし

 

代表的なとこだとTrack’sとかENTHみたいな

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こないだ開催されたSATANIC CARNIVAL だってメロコアバンドが半分くらい占めてるし。

 

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当の私も一時期はインディーズのメロコアにどハマりし、新宿ACB(歌舞伎町にあるメロコアバンドがよく出演するライブハウス)によく通っていたし、ブレイク前の04 Limited Sazabysを追いかけたりしていた。

 

いわゆる日本はメロコア大国なのである。

シンプルだし、分かりやすいし、かっこいいよね。

メロコアって。

今もSHANKを聴きながら文章書いてるし。笑

 

でも、そんなメロコアシーンがどんどん勢力拡大し、

日本のパンク=メロコアの構図が出来上がってしまい、それによって海外ではシーンがかなり大きいポップパンクというジャンルが日本では浸透できず、

日本のポップパンクシーンにもAfter TonightやWe Are The Champion$等といった格好いいバンドがいたのだがどちらも大ブレイクをすること無く解散してしまったし

昨年NECK DEEPがビルボードUSチャート最高2位になったアルバムを引っさげて来日した時も、当日までキャパ300の渋谷サイクロンが埋まらなかった等といった本場じゃ有り得ないことが起きてしまったのである。

 

3.ポップパンクシーンに風穴を開けたバンド

 

そんな小さな日本のポップパンクシーンに風穴が空いたのは

2018年のSATANIC CARNIVALにCASTAWAYというバンドが出てからだ。

 

 

もしかしたら、当時会場にいた人たちや、ポップパンクが好きな人なら知っているのでは無いだろうか。

 

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CASTAWAYは東京で活動しているポップパンクバンドで

ICE GRILL$という主に海外のポップパンクやインディーロック、エモバンドを扱うレーベルに現在唯一所属している(以前はAfter Tonightも所属)日本のバンドであり、

私自身、今1番注目しているバンドなのである。

 

当時のCASTAWAYはサタニックはもちろん、フェスに出演したことが無いバンド(そもそもポップパンク界隈のバンドが大きいフェスに出るのが異例)であったが

 

USポップパンクサウンドと日本特有のキャッチーかつ哀愁が絶妙に合わさったバンドサウンドでサタニックにいるパンクキッズを大いに沸かせていた。

 

私も会場で彼らのライブを観たが、初めてのフェス出演とは思えないようなアグレッシブでパワフルなパフォーマンスに感動したのを覚えている。

 

4.現在のポップパンクシーン

 

そんなCASTAWAYがサタニックで大きな爪痕を残した皮切りに

SEE YOU SMILEやGood GriefやSTAY HOME ALONE等といった若手のイケイケなポップパンクバンドがどんどんライブハウスで頭角を表していっている。

 

今では、Knuckle PuckとSTATE CHAMPSやThe Story So FarやROAM等といった海外のポップパンクバンドが日本に来た時は毎回大盛況だし

ましてや国内のポップパンクのバンドだけのイベントでも会場が埋まることも珍しくなくなってきていて、日本の音楽シーンの歴史で一番ポップパンクシーンが活気づいているのでは無いかと思う。

 

 

 

 PUNKREDIBLEのタイムテーブル

 

 

そういえば今年の1月に日本に来たSTATE CHAMPSのTY氏が1月に開催されたPUNKREDIBLEというイベントに対してこんなことを言っていたみたいだけど

 

本当にこの勢いでポップパンクという音楽がメロコアシーンと並ぶくらい大きくなってほしいし

 

昨年に開催されていた非常に残念なラインナップだった日本版Warped Tourではなく

本場アメリカのWarped Tourのようなイベントがいつの日か日本で観れることを楽しみにしている。

 

次の記事では日本のイケイケなポップパンクのバンドを紹介できればなと思う。

それでは!