アイドルシーンが今かなりアツい件について
どーも
こんにちは
今年も残り半分になってしまって
時の流れの速さに驚きを隠せないきいちっちです。
アラサーへのカウントダウンが始まって行く、、、笑
さて今回は
我が国日本が誇るKAWAIIカルチャーである日本のアイドルシーンについて書いて行こうと思う。
もくじ
1.アイドル戦国時代
まず始めに、これを見ている人に問うが、あなたの想像する「アイドル」はどういったイメージがあるだろうか。
おそらく想像するのは、社会現象を巻き起こした誰もが知っている国民的アイドルのAKB48や乃木坂46のような可愛らしい女の子達が恋愛が出来ないのに恋愛の曲を歌い、
狂ったように冴えない中年のオタクがCDを買い握手会に行きまくるイメージではないだろうか。
確かに今も坂道系列のグループは人気が凄いし、会社の同僚にもファンが結構いる。割とガチで。
でも今の日本は上記のような日の光を浴びまくっているグループだけではなくて
その下にすごい数のアイドルがいる
その数なんと約3000組だ。
書いといてなんだが私も調べて驚いた。めちゃくちゃ多いじゃん
その中で日の光を浴びている地上アイドルが日本で大体15組程だと考えると
2985組のアイドル達が上に行くために日々戦っているのだ。
世は戦国時代。織田信長もびっくりである。
まあこんだけいると、正統派アイドルばかりではなくて
曲にしても、ビジュアルにしても色んなジャンルのグループがいる。
あと、これは個人的に思っていることだが、そういったグループのオタクは冴えない
中年のおっさんよりもお洒落な若いメンズが多い気がする。
まあ、今の時代良くも悪くも簡単に繋がれてしまうからね。SNS怖い。
2.バンド顔負けの楽曲
さてと、再度問うが、あなたが想像するアイドルの楽曲とはどういった曲だろうか。
キラキラしたポップ調の音楽に甘酸っぱい歌詞を載せた曲だろうか。可愛い見た目とは裏腹に社会への不満をクールにぶつけた曲だろうか。
もちろんその2曲も大正解である。
ただ、もうちょっとアンダーグラウンドに進んでいったアイドルは
こんな具合である。
Broken By The Scream - サヨナラバースデー -
いや、凄くね。
元々こちらのシーンを追いかけている方以外であれば
先ほどまで抱いていたアイドルのイメージが音を立てて崩れ去っていったのではないだろうか。
可愛い女の子が悪魔みたいな声出してるよぉぉぉぉ。。。!
とおそらく思っていたと思うが。
この国に3000組もいるアイドルシーン、シャウトなどなんら珍しくないのである。
ただこの「Broken By The Scream」のシャウトはトップクラスであろう。どっから声出しているんだ。マジで。
こんな感じで楽曲も良い意味でアイドルっぽくないので
今のご時世バンドとアイドルが対バンするなんてこともしばしばある。
こないだもLADYBABYというグループのライブでは
その日対バンしてた日本が誇るメタルバンドHER NAME IN BLOODのボーカルのikepy氏がfeatしていたし
バンドシーンとアイドルシーンの壁が本当に無くなってきている気がする。
[BOOT] [LIVE] ” ニッポン饅頭 feat. HER NAME IN BLOOD ” at May 26 2019 大阪MUSE
にしてもハマりすぎだろ。もうikepy氏加入しちゃいなよ
3.アイドル×ロックの元祖BABYMETAL
上記で述べたようなアイドル×ロックを売りにしているグループは
今でこそ珍しくは無くなったが
そういったグループが増えてきた背景を少し述べて行こうと思う。
まず、この手のジャンルを語るなら切っても切り離せない元祖的なグループがいる。
それは現在、世界で大旋風を巻き起こしているグループ「BABYMETAL」である。
BABYMETAL - ヘドバンギャー!!- Headbangeeeeerrrrr!!!!!!! (OFFICIAL)
BABYMETALは「アイドルとメタルの融合」をテーマに2010年に結成されたグループであるが
現在はアイドルの垣根を遥かに飛び越えて海外のフェスやライブに出まくって、いわば世界を巻き込んでいるグループである。いや、凄すぎ。
今でこそ日本を代表するアーティストまで上り詰めたBABYMETALだが
そんなBABYMETALも2013年に幕張で行われたメタルフェス「LOUD PARK」が決まった時はイベントの公式twitterやFacebookが炎上していた。
まだ当時は激しい曲をやるアイドルなんていなかったし、メタルにも欧米には歴史やルーツがあり、可愛い女の子がやるなんてもっての外であったからだ。
だが、蓋を開けてみればイベント当日、今までなかった組み合わせに
なんじゃこりゃあああああああ!!!!と大観衆を沸かせたのである。
そこから爆発的に人気が出て、本格的に海外で活動するようになったBABYMETALであるが。それと同時に「ヘビーミュージック」と「アイドル」の2つのカルチャーの融合が世間に受け入れられた瞬間でもある。
また、可愛らしい女の子がやるイメージの「アイドル」と屈強な男たちがやる「メタル」を融合させたのは、ルーツにさほど重きを置いていない日本だからこそ誕生した奇跡のジャンルなのである。海外ではその2つを組み合わせるという考えは従来では絶対に有りえなかったのである。
この章の冒頭でも述べたように、今のアイドルシーンではロックやヘビーミュージックを融合させたグループは数多くいるが、日本で誕生した「BABYMETAL」がいなければそれらのグループは誕生していなかったと言えるだろう。
4.アイドルは音楽シーンを変えられるのか。
もうこの記事で散々述べたが、今ではたくさんのアイドルがいていろんなジャンルのアイドルがいる。上記で述べたロックが売りのアイドルの他にEDMやHIPHOPをやっているグループなんかもいる。正直下手なバンドやアーティストよりも楽曲のクオリティが高いのもザラである。
代表的なところでいうと、PassCodeやBiSHなんかが今では大型フェスに出演していたりとどんどん市場規模を広げていっているし、ライブハウスでコツコツ頑張っているグループもアイドル以外のアーティストやバンドと対バンする機会も増えたりと
どんどんアイドルの需要が高くなってきている気がする。
ただ、まだアイドルはキラキラしたイメージを持たれがちで、アイドルを断じて聴かない人もまだ割りと多くいるのも事実である。
今後そういった人「アンチアイドル」みたいな人たちをうまく取り込められれば日本の音楽シーンはもっと良い方向に行くのではないかと思う。
おそらくこの記事を見ている人の中でも、アイドルは絶対聴かねーよ!みたいな人もいると思う。でも、逆にそういう方達にこそ、「アイドル」というジャンルに一度騙されたと思って手を出して欲しい。
きっと良いものに出会えるはずだろう。本当に今のグループって面白いから。私が保証しようではないか。
最後に私イチオシのアイドルちゃんのMV貼って終わろうと思う。
EDM×アイドルで巷で話題のCY8ERちゃん
CY8ER - カタオモイワズライ (Official Music Video)
そして次回はそんなアイドルシーン?の中で今最も勢いがあると言える
PassCodeについて書こうと思う。
見てくれると非常に嬉しい。。まじで。